史上最強クラス!超大型台風の接近に伴い「台風パニック」に陥る
2019年10月12日に日本へ接近する超大型台風19号。2019年9月9日に千葉県に甚大な被害をもたらした台風15号よりもさらに強い超大型台風です。今もなお、千葉県は復旧が続くもほとんどの家屋は被害を受けたまま。
そして、今回の超大型台風19号。
予想最大瞬間風速が60メートル。雨の雨量が300ミリから500ミリ。そんな史上最強クラスの超大型台風19号を待つ日本列島は朝からテレビで防災対策を報道中。今回の台風19号は、20時間以上も日本列島に影響を及ぼす模様です。
災害に備えた準備として、
- 飲料水 1人3リットル×3日分
- お風呂の水を溜めておく
- 電池や食料品の購入
- 車のガソリン満タン
などなど、千葉県に甚大な被害をもたらした台風15号の反省を活かした報道が加熱しております。
「備えあれば憂いなし」
そのような言葉もあるので、最低でも家族が3日分くらい過ごせる水や食料を準備しておくことも必要でしょう。
日本列島は、台風パニックで水や食料品が品切れ中
2019年10月11日午前中にスーパーマーケットやホームセンターを視察。
さて、10月8日頃から史上最強クラスの超大型台風19号が上陸するとの予報を受け、台風対策としての準備を進めている家庭が多く、スーパーマーケットやホームセンターでは、水やカップラーメンなどの保存食が品切れをしています。
千葉県の台風15号被害の影響が大きく、日本列島が「台風パニック」に陥っています。
今回視察に訪れたのは、郊外型の商業施設。
超大型のスーパーマーケットやホームセンター、専門店や映画館が揃うショッピングセンターです。自宅にすでに備えはあるものの、電池や水が販売していれば、追加で購入も兼ねて全体を見渡す。
商業施設全体の駐車場は、9時オープン時点で7割強の駐車場が埋まっています。まずは、ホームセンターへ足を運ぶと多くのお客さんが大型カートで買い物をしていました。カゴを見ると、
- 500mlの水ペットボトルのケース
- カップラーメンのケース
- 電池やラジオ
などなど、災害対策として防災用品を購入している方が多く見受けられました。来店しているお客さんの年齢層は、高齢者・主婦が8割で残り2割が男性。
続いて、超大型のスーパーマーケット 。
こちらは、10時頃に入店しましたが唖然。レジを待つお客さんの長蛇の列で商品を探すこともできない状況。おそらくレジの通過までに30分以上は待たされることでしょう。そしてこちらのお客さんは、ほとんどが9割が主婦。1割が高齢の夫婦などで水売り場に来た人は、「何もない」という言葉を発すことも。
スーパーマーケットで在庫小、もしくは品切れしていた物は、
- 水のペットボトル
- カップラーメン
- おでん(温めて食べる物)
- うどん
- 納豆
- ウインナー
などなど、賞味期限が長く保管しやすい物がよく売れていました。
10月という季節で気温も低いことから、おでん(袋もの)が残り在庫2つ。という状況でした。確かに温めれば食べることができる「おでん」の在庫を大量に積んでいたスーパーマーケットの戦略は今後もありでしょう。
流通大手のセブン&アイは、イトーヨーカドーの臨時休業を発表
セブン&アイ・ホールディングスが展開する総合スーパー「イトーヨーカドー」が臨時休業を発表。
JRや新幹線は、計画運休で10月12日の始発や午前中から運休をすることを発表していました。そのような中、総合スーパー「イトーヨーカドー」は、100店舗以上を臨時休業することを決定しています。
お客さんと従業員の安全面を考えた迅速な対応は、危機管理体制が整っていると判断できます。
結果的にイトーヨーカドーでの買い物は、10月11日中に済ませる。ということが可能です。また、イトーヨーカドーが臨時休業していると事前に分かっていれば、無駄に足を運ぶこともしなくて良い。お客さんにも分かりやすいし、従業員も危険な状況の中で出勤しなくて良い。ということもメリットに繋がることでしょう。
流通最大手のイオングループは、通常通りの営業予定
セブン&アイのイトーヨーカドーが臨時休業を発表していますが、イオングループではどうなっているのでしょうか。
現在(10月11日の13時時点)、通常営業。
イトーヨーカドーは、臨時休業を発表していますが、
総合スーパー「イオン」や商業施設「イオンモール」などは、通常営業するようです。過去のイオンの対応は、本当に危険と判断しないと臨時休業などはしない。
過去、関西のイオンで臨時休業を発表していたことも見ていますが、これだけのニュースになっていても現在のところ臨時休業などの発表はありません。イオンやイオンモールに出店する従業員を持つ家族は、心配でしょう。
営業を続けて従業員に怪我があればどうするのでしょうか?イオンに出店する専門店の従業員などの補償などは、イオンが対応してくれるのでしょうか?
イオングループの今後の展開に注目が集まります。
さいごに 「台風パニック」に巻き込まれないための危機管理
今回は、史上最強クラスの超大型台風19号について、取り上げてみました。
台風15号の被害状況も知っていることもありますが、日本列島は「台風パニック」に陥っています。どこのスーパーマーケットに行っても、どこのホームセンターに行っても、ドラッグストアに行っても、ほぼ同じものが品切れしています。
東日本大震災の際は、
- 牛乳などの乳製品
- 納豆などの冷蔵品
- 水や飲み物
など、身近に当たり前にあったものがお店から無くなりました。
お店にあったものは、冷凍食品や煎餅などの加工食品。
東日本大震災の時は、電力が足りなくなるということで、計画停電も体験しました。外に出れば、大きな交差点に警察官が立って、手旗信号で車を誘導。台風に限らず、日本は災害が多い国という認識を持ち、常に危機管理を持つことが大切です。
台風パニック、地震パニック、全ての災害パニック。
いつ、どんなことが発生しても事前に準備しておけば、焦る必要はありません。
まずは、パニックにならないように身を守りましょう。
それでは、また。