茨城県のJR水戸駅の丸井水戸店が年商25億で撤退。
photo by 都市商業研究所
茨城県のJR水戸駅北口。
再開発ビル「マイム」の「丸井水戸店」が来年秋に撤退する。
撤退理由は、2つ。
・丸井水戸の売り上げ不振。
・業績回復の見通しが立たない。
撤退後は、新施設がオープン予定。
水戸駅北口の再開発で1993年にオープンしたのが「マイム」。
建物は、地上10階、地下3階建て。
延床面積は3万7681平方メートル。
マイムは、
丸井が7割、
残りを地権者らが所有。
水戸都市開発が全体を借り受け、丸井が2〜10階部分を賃借して営業を続けてきました。
当初20年間だった賃借契約は、2013年に5年間延長。2018年2月が契約満了となっていました。丸井は契約を1年延長し、商業施設コンサル「やまき」に権利や所有権を譲渡するようです。
丸井水戸店は、1970年に水戸駅北口で開業。
1993年にマイムに移転。
1994年の売上高は、156億円。
2016年の売上高は、25億円。
ピーク時より、131億円も落とした。
2017年11月、丸井グループの2017年9月中間連結決算は、丸井水戸店関連の特別損失として16億円を計上。
丸井によると、
「改装やコスト削減などの対策を行ってきたが、業績回復の見通しが立たず撤退を決断した」と説明。
撤退後、リニューアルを実施し、やまきがテナントを募集して運営する。
水戸駅南口では、約2年間にわたり空きテナントだった商業ビル「水戸サウスタワー」で、大型商業施設「水戸オーパ」が開業。
水戸駅の再開発に期待です。
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2017年12月03日発信