丸井水戸店が18年秋に25年の歴史に幕。年商25億で撤退を決意!

 

茨城県のJR水戸駅の丸井水戸店が年商25億で撤退。

photo by 都市商業研究所

 茨城県のJR水戸駅北口。

 再開発ビル「マイム」の「丸井水戸店」が来年秋に撤退する。

 撤退理由は、2つ。

 ・丸井水戸の売り上げ不振。

 ・業績回復の見通しが立たない。

 撤退後は、新施設がオープン予定。

 水戸駅北口の再開発で1993年にオープンしたのが「マイム」。

 建物は、地上10階、地下3階建て。

 延床面積は3万7681平方メートル。

 マイムは、

 丸井が7割、

 残りを地権者らが所有。

 水戸都市開発が全体を借り受け、丸井が2〜10階部分を賃借して営業を続けてきました。


 当初20年間だった賃借契約は、2013年に5年間延長。2018年2月が契約満了となっていました。丸井は契約を1年延長し、商業施設コンサル「やまき」に権利や所有権を譲渡するようです。



 丸井水戸店は、1970年に水戸駅北口で開業。

 1993年にマイムに移転。

 1994年の売上高は、156億円。

 2016年の売上高は、25億円。

 ピーク時より、131億円も落とした。

 2017年11月、丸井グループの2017年9月中間連結決算は、丸井水戸店関連の特別損失として16億円を計上。


 丸井によると、

 「改装やコスト削減などの対策を行ってきたが、業績回復の見通しが立たず撤退を決断した」と説明。


 撤退後、リニューアルを実施し、やまきがテナントを募集して運営する。

 水戸駅南口では、約2年間にわたり空きテナントだった商業ビル「水戸サウスタワー」で、大型商業施設「水戸オーパ」が開業。 

 水戸駅の再開発に期待です。

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丸井水戸店が25年の歴史に幕。年商25億で撤退 更新履歴

2017年12月03日発信

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