日本のショッピングモールは、数年後に危機が訪れる?
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アメリカのショッピングモールが
徐々に崩壊し始めているという事実。
日本のショッピングモールも危機に陥るのでしょうか。
アメリカのアナリストたちは、
全米のモールの4分の1が
今後5年で閉鎖の危機される可能性が
あると予想する人もいるそうです。
そんなことが予測されるのは、
ネット通販の売上が拡大し続けるから。
2017年、アメリカでは、
有名なチェーンストアが3000店以上も閉店・撤退をしたそうです。
しかし、アメリカでは時代の流れで
大きな変化を迎えつつあるのです。
たとえば、2017年6月にアマゾンが高級スーパーマーケット(ホールフーズ・マーケット)を買収すると発表したのは記憶に新しいのではないでしょうか。
アマゾンがスーパーを買収するのに
準備したのは、1兆5300億円。
巨額な買収案件です。
アマゾンはネット通販ですが、ホールフーズを買収することで実店舗にも依存することになりました。
さらにアマゾンは、
ホールフーズの店舗一部を
ネット通販の商品倉庫として使用し、
アメリカの消費者へ商品を届けられる物流センター(配送拠点)としても考えているそうです。
アマゾンがこれからどのようになるかわかりませんが、「アマゾンGO」というレジが不要の店舗も多数展開できれば、レジスタッフが不要の店舗も続々とオープンしていくのでしょう。
世界的でショッピングモールが絶対的な存在となっている地域もあります。
それが中東。
中東地域では、厳しい気候の為、
車での移動の必要性から、
ほとんどの人がショッピングモールに
足を運ぶそうです。
映画館・スーパー、有名チェーン店などが入るショッピングモールは、フードコートで食事をしたり、ショッピングを楽しんだり、長年にわたり成功を収めてきたのは事実です。
しかし、
ショッピングモールというコンセプトが
アメリカから全世界へと波及してように
アメリカが直面している危機は、
世界へも徐々に波及していくのか?
少なくとも現時点で日本のショッピングモールは、今すぐに崩壊していくという可能性はなさそうです。
しかし、数年前から空き区画が
増えてきたという実感はあります。
日本のショッピングモールが危機に直面するのは、アメリカから遅れて5年後?10年後?なのでしょうか?
2013年頃から日本でも
徐々に閉店・撤退するテナントが
ニュースで話題です。
日本のショッピングモールも危機意識を高めていく必要もあるかもしれません。
アメリカの動向に注目です。
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2017年11月11日発信