お店の危険な兆候を見抜く!閉店・撤退・倒産になる会社の共通点

 

お店が発信している危険な兆候を見抜けるか

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(photo by 流通ニュース)

 

 2017年1月に完全撤退したオールドネイビー。

 

 2012年7月に日本進出をしてから、たった5年で撤退しました。その背景にあったものは、なんでしょうか?日本でオールドネイビーが受け入れられなかったのか?売上が不振だったのか?

 

 お店が閉店・撤退、会社が倒産となる前には、必ず目に見える異変が起こります。つまり、危険な兆候です。

 

 そこを見抜けるか?ここが問題です。

 

 閉店・撤退・倒産になる会社の共通点を見ていきましょう。

お店が閉店する兆候は、意外とすぐにわかる

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(photo by Twitter)

 

 ファッションビルやショッピングモールを歩いていると、見たこと・聞いたことがないお店がありますよね。

 

 ・お客さんがいつもいないお店

 

 ・商品の品揃えが前より少ないお店

 

 ・従業員が元気がないお店

 などなど、挙げればきりがありません。

 

 このようなお店は、閉店します。

 

 長年、店舗を見続けてきた結果、閉店する店舗の共通点は、

 「活気がなく、特徴的な商品がない」

 これに尽きると思います。

 

 お店は、不思議なもので元気なスタッフ・明るいスタッフがいると自然に売上があがります。

 

 逆にやる気がなく、あいさつもしないようなお店はどんどん売上が下がって回復不可能な段階にまで陥ります。結果、閉店してしまうという状況です。

 

 閉店するお店の一番の特徴は、人材に力を入れているか?

 

 ここに焦点が当てられます。

 

 つまり、店長(社員)が常駐しているか?

 常駐していなくても、週に3回以上は5時間以上滞在しているか?

 スタッフとのコミュニケーションを取れているか?

 

 この3点をチェックしてみてください。

 

 会社にとってもお店にとっても人材は財産です。人材不足で妥協した採用をすると、どんどん危険な兆候に陥ります。

 

 閉店するお店の共通点は、人材難です。

 

 気づいたときには遅いのです。

 

 お店が閉店する兆候になっているかもしれません。

閉店・撤退・倒産になる会社の共通点は前兆現象がある

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(photo by THE PAGE)

 

 お店が閉店になる兆候について、書きました。

 

 これが会社という規模になるとどうなるか?意外と知らない実態を確認しておきましょう。

 

 会社が倒産・撤退になる時は、突然やってきます。

 

 一番困るのは、働くスタッフでしょう。働いた分の給料が貰えないとか、次の働く場所がないとか、いろいろな問題が出てきます。そのようにならないためにもしっかりと会社の状態をスタッフが見ていかないとダメなのです。

 

 これからは危機管理の時代です。

 

 自分で意識を高めるのです。

 

 お店で働くスタッフは、会社の異変についてわかっているのではないでしょうか?

 

 ・給料の振り込みが遅れている

 

 ・商品の入荷が少なくなった

 

 ・社員の数が減った

 

 ・店長1人の担当店舗が多い

 

 サクッと4点を挙げてみました。

 

 最も危険な兆候を表しているのが給料の未払いです。

 

 給料は、会社では固定費です。

 

 つまり、必ず発生するお金です。会社経営では、最も重要なお金であり、最も負担となるお金なのです。

 

 さらに会社が危ないときに1番止めやすいのも給料なのです。

 

 会社が存続するために支払いの重要度から考えていくと、スタッフの給料は後回しにしても構わないという経営者が意外と多いのです。

 

 しかし、働くスタッフは死活問題です。

 

 間違いなく辞めていく人が多くなります。給料が未払いでは、生きていくことができないし、会社に対しての不信感まで増していきます。

 

 結果、優秀な人材からすぐに辞めていきます。

 

 優秀な店長が辞めた、役職の高い人がどんどん辞めていったということが起こったら、会社は危機的な状況に陥っています。

 

 会社がV字回復するか、倒産するのか鬼気迫った状態なのです。

 

 カリスマ創業者やプロ経営者がいれば、回復していく可能性はありますがそこまでの体力を持っている会社はないでしょう。

まとめ 閉店・撤退・倒産になる会社の共通点

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(photo by ZUU online)

 

 いかがでしょうか?

 

 お店が閉店するときは、見ているとすぐにわかります。

 

 会社が倒産するときもよくわかります。

 

 なぜなら、人材の流出や資産の売却など、目に見える動きがあるからです。働くスタッフは、その会社を信じて働き続けるのか、将来性を判断して次の道を切り開くのか、それは個人の自由です。

 

 多くの会社を見てきた結論としては、

 「新しい道を切り開くべき!」

 この選択をすることをおすすめします。

 

 会社経営者なら、諦めずに最後まで続けられる方法を探すべきです。しかし、日本の場合は、会社員が多いのが現実です。

 

 アメリカのように個人が起業する文化がない日本では、次の新しい会社を見つけるのが最適な手段だと思います。

 

 閉店・撤退・倒産になる会社の共通点は、経営者の資質と判断に左右されるということがわかったのではないでしょうか。

 

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お店の危険な兆候を見抜く!閉店・撤退・倒産になる会社の共通点

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2017年 9月 9日発信

 

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