アメリカのトイザらスが全200店舗を閉鎖
アメリカのおもちゃ販売大手「トイザらス」。
2017年に経営破綻しています。
そして、残り200店舗。
2018年6月29日に全店閉鎖が発表されました。
1957年、アメリカで創業した「トイザらス」。
ネット通販(アマゾンなど)や大型量販店との競争激化で負債が増加。
その結果、利息負担で経営が悪化しました。
2017年9月、米連邦破産法11条の適用を申請。
(日本の民事再生法に相当します)
トイザらスは、再建を目指すもクリスマス商戦は失敗。
2018年3月、全735店を閉鎖すると発表しました。
カナダなど一部の国の事業は継続する模様です。
日本トイザらスは、営業継続
日本法人の「日本トイザらス」。
日本のトイザらスは、営業を継続予定です。
日本トイザらスは、2000年にジャスダック上場。
2010年にトイザらス本社(アメリカ)が日本事業テコ入れのために完全子会社化。
TOB(公開買付け)をかけて2010年に上場廃止。
日本トイザらスの株は、アメリカ本社が85%を出資する香港の法人によって間接的に保有されているようです。
2018年4月、アメリカ本社は日本法人の売却予定を発表。
今後の「トイザらス」の株を引き受ける買い手が見つかった場合、「トイザらス」ブランドがなくなる可能性もあるようです。